新台湾ドル

新台湾ドル
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新台湾ドル(しんたいわんドル、、しんたいへい、)、あるいはニュー台湾ドル(ニューたいわんドル)、台湾元(たいわんげん)、シンタイピー(新台幣)は、中華民国(台湾)の通貨. 1949年6月15日より発行. ISO 4217によりコードはTWDと表記され、略称としてNT$.

通貨の基本単位は圓(Yuán、円)であるが一般的には元(中国語音同)と省略することが多い. 補助通貨単位として角、分があり、1圓=10角、1角=10分となっている. なお北京語では圓を塊(kuài)、角を毛(máo)及び台湾語で圓を箍(kho·)と置き換える事が多く、特に口語の分野において顕著である.

目下発行されている硬貨は、5角(1/2元)、1元、5元、10元、20元、50元の6種類、紙幣は100元、200元、500元、1000元、2000元の5種類がある. 現在発行されている硬貨の最小額面は5角で、分は現金の単位としては使われていない(日本における「銭」に相当する).

  • 中華民国
    中華民国(ちゅうかみんこく、)は、東アジアに位置する共和制国家. 実効支配している領土の大半が台湾島であることと、中華人民共和国が「一つの中国」原則を唱えている政治情勢により、「台湾」(たいわん、)が通称として国際的にしばしば使用されている. 首都は台北市.

    アジアで2番目の共和国 として1912年に大陸地区で成立したが、国共内戦で中国共産党に敗れて大陸地区から放逐され、1950年 以降は台湾省の全域 と福建省の極一部の島嶼(台湾地区)、大陸時代には海南特別行政区に属していた東沙諸島と南沙諸島の太平島・中洲島 を実効支配する海洋国家となった. 台湾地区は、日本やフィリピン、中華人民共和国と領海を接する.