北マタベレランド州 (Matabeleland North Province)
州名は、この地に多く住むマタベレ人(ンデベレ人)からとられている. 1973年までははひとつの州であったが、同年南北に分割された. 当時の州都はブラワヨであったが、1997年に独立した市となって州域からはずれた. 分離後もブラワヨが州都を兼任していたが、1999年にルパネへ変更された.
北マタベレランド州は東のマショナランドと比べ降水量が少なく、主穀であるトウモロコシの収量も他地区に比べて少ない. そのため、穀物の商業的生産には向いていないが、植民地時代より大規模な牧場が開かれ、牧畜によって発展してきた. また、この州にはワンゲ国立公園など観光資源も数多く、州の主要な産業のひとつとなっている. この州でもっとも価値のある観光資源は、ザンビアとの国境をなす州北境のザンベジ川にあるヴィクトリアの滝である.
地図 - 北マタベレランド州 (Matabeleland North Province)
地図
国 - ジンバブエ
ジンバブエの国旗 |
内陸国であり、モザンビーク、ザンビア、ボツワナ、南アフリカ共和国に隣接する. なお、地図を一見すると接しているように見えるナミビアとは、ザンビア、ボツワナを挟んで150メートルほど離れている. 2003年に脱退するまでイギリス連邦の加盟国だった.