テグシガルパ (Tegucigalpa)
行政上の正式名称はテグシガルパ M.D.C.(Tegucigalpa, Municipio del Distrito Central)で、(首都地区、Municipio del Distrito Central)を構成する区域(旧自治体)である(憲法第295条 ). また双子都市のと共同で同国の首都を構成する(第8条 ). しかし首都機能はすべてテグシガルパ区域に所在していることから、一般的にテグシガルパが首都と見做されている.
テグシガルパは16世紀に建設され、銀および金鉱業の中心地であった. ホンジュラスの独立後、首都はテグシガルパとコマヤグアの間を何度か移転したが、1880年11月2日に大統領によって同国の首都に選定されて 以降、現在に至るまで遷都は行われていない. また同時にを挟んで対岸の町コマヤグエラも、テグシガルパの双子都市として首都に含まれることとなった. 1937年1月30日、法令53号によってテグシガルパとコマヤグエラの両市は廃止され、新たに創設された中央地区の一部となった.
ホンジュラス国立大学 (The National Autonomous University of Honduras) は1847年に創設された. 国立博物館では先コロン期の装飾品の貴重なコレクションを展示している.
市の主要産業は、繊維業、砂糖、タバコである. 近年は治安の悪化が進んでいる. 人口10万人当たりの殺人数は99.69人で、市としては世界第5位である.
地図 - テグシガルパ (Tegucigalpa)
地図
国 - ホンジュラス
ホンジュラスの国旗 |
国境は、グアテマラとは1933年にアメリカ合衆国の仲裁により、エルサルバドルとは1992年、ニカラグアとは2007年の国際司法裁判所の裁定により確定した.