アンティポロ(英語:City of Antipolo、フィリピン語:Lungsod ng Antipolo)は、フィリピン北部ルソン島カラバルソン地方の都市で、リサール州の州都である.
名称は「ティポロ(Tipolo、タガログ語でパンノキの意)」に由来している. 17世紀前期に当地域に安置された聖母マリア像・平和と善き航海の聖母(アンティポロ聖母)にまつわる伝承に因んだ名称といわれているが、イエズス会士ペドロ・チリーノの『フィリピン記事』(Relación de las Islas Filipinas、1604年) では既に「アンティポロ」という名称が見られる.