サンフアン (San Juan)
貿易・観光両面において重要な港湾を持つサン・フアンは島の産業・経済の中心である. また、長い歴史とビーチを持ち、文化の中心・観光の拠点として担う役割も大きい. サン・フアンはスペイン語で「聖ヨハネ」を意味する.
1976年に第2回先進国首脳会議が開催された.
プエルト・リコに最初のスペイン人、フアン・ポンセ・デ・レオンが入植したのは1508年である. 当時は、島ではなく入植地を「豊かな港」を意味する「プエルト・リコ」と呼んでいた.
サン・フアンは1521年に建設された. 当初はクリストファー・コロンブスが聖ヨハネにちなんだSan Juanという名とスペイン人入植者があとからつけたPuerto Ricoを合わせて、サン・フアン・バウティスタ・デ・プエルト・リコ(San Juan Bautista de Puerto Rico プエルト・リコの洗礼者聖ヨハネ)という正式名称で呼ばれていた.
1746年頃、Puerto Ricoは島(プエルトリコ島)を、San Juan Bautistaは都市(サン・フアン市)をそれぞれ区別して指すようになった.