カイロ国際空港 (Cairo International Airport)
カイロ国際空港(カイロこくさいくうこう、、)は、エジプトの首都・カイロにある国際空港である. カイロ市街地中心部から北東に15kmの位置にある. エジプト航空の拠点である. カイロ空港公団(Cairo Airport Authority (CAA))によって運営されている.
2012年には1471万人の乗降客があり、アフリカではヨハネスブルグ国際空港(南アフリカ)に次いで2番目に乗降客の多い空港だった.
空港の敷地面積は3700haである. ターミナルビルは3つある. ターミナル1と2はスターアライアンス以外の航空会社、ターミナル3はスターアライアンス加盟航空会社が使用している.
ターミナル1は、利用航空会社によって入り口が異なり、それにより入館前またはチェックインカウンター入場前と搭乗口前の2回手荷物検査がある. また搭乗者以外の者が入館する場合には入館料5LEを外の売店にて支払う必要がある. 出国審査後の免税店や飲食店は、殆どが2 - 3階に集まっているため、一旦エスカレータで階を上がる必要がある. チェックイン前に自由に出入りができる地下階には、従業員向けと思われる売店やサンドイッチ屋があり、カイロ市内と同額で購入可能である(他は空港価格で高い). ボーディングブリッジは無く、全ての搭乗口からはバスで航空機まで案内される.
ターミナル2は1986年完成で設備の老朽化が目立っていたため、2010年から2016年まで閉鎖され全面的な改修工事が行われた. ターミナル3への連絡通路が作られ、両ターミナルは一体的に運営されている. エールフランスやエミレーツ航空が入居している.
ターミナル3は2008年完成. チェックインカウンター前と搭乗口前の2回手荷物検査がある. ターミナル1と異なり、手荷物検査前までは誰でも無料で入館できる. 免税店や飲食店は出国審査場と同一階にある. ボーディングブリッジを利用する場合は渡り廊下を通って各搭乗ゲートに向かう. ラウンジは渡り廊下の手前に複数個所あるほか、渡り廊下の先にも小さい免税店や飲食店がある. バス案内の場合は階下の搭乗口となる. エジプト航空を利用する場合は、機内でのアルコール飲料の提供が無いが、ターミナル内の売店ではビール、ワイン等が販売されており、機内への持ち込み及び飲酒が可能である.
パスポートの提示は、ターミナル1は、入館またはチェックインカウンター入場の手荷物検査時、チェックイン時、出国審査時、搭乗口前手荷物検査時、搭乗前の計5回、ターミナル3はこれに搭乗口前を加えて計6回求められる. 到着時は、ターミナル1は入国審査時、手荷物引取り時の計2回、ターミナル3はこれに手荷物引取り場入場時を加えて計3回求められる.
ターミナルからは、共に公共交通機関を使って直接空港外に出る手段は無い. 公共バスを利用するためには、両ターミナルの中間点に位置するバスターミナルを経由するターミナル間無料バスを利用し、バスターミナルで乗り換える必要がある. バスターミナルからはタハリール広場、国鉄ラムセス駅前の他に、メトロ1号線方面等複数の公共バス路線があるが、路線図や時刻表等は一切無い. かつては西側の空港敷地出口の近くからラムセス駅行きの路面電車であるヘリオポリストラムを利用することも可能であったが、この路線は廃止された. 運行されていた当時であっても交通混雑により時間が掛かり、ダイヤも不定であったため、空港利用者が乗車していることは皆無だった.
将来的には空港北東部にあるリングロードとイスマイリア砂漠道路の交差地点方面からメトロ3号線が乗り入れる計画である.
南側の滑走路を建設した際にリングロードが干渉することから、リングロードを滑走路外に迂回させた. リングロードからは廃止された旧道跡をわずかに確認することができる.
2012年には1471万人の乗降客があり、アフリカではヨハネスブルグ国際空港(南アフリカ)に次いで2番目に乗降客の多い空港だった.
空港の敷地面積は3700haである. ターミナルビルは3つある. ターミナル1と2はスターアライアンス以外の航空会社、ターミナル3はスターアライアンス加盟航空会社が使用している.
ターミナル1は、利用航空会社によって入り口が異なり、それにより入館前またはチェックインカウンター入場前と搭乗口前の2回手荷物検査がある. また搭乗者以外の者が入館する場合には入館料5LEを外の売店にて支払う必要がある. 出国審査後の免税店や飲食店は、殆どが2 - 3階に集まっているため、一旦エスカレータで階を上がる必要がある. チェックイン前に自由に出入りができる地下階には、従業員向けと思われる売店やサンドイッチ屋があり、カイロ市内と同額で購入可能である(他は空港価格で高い). ボーディングブリッジは無く、全ての搭乗口からはバスで航空機まで案内される.
ターミナル2は1986年完成で設備の老朽化が目立っていたため、2010年から2016年まで閉鎖され全面的な改修工事が行われた. ターミナル3への連絡通路が作られ、両ターミナルは一体的に運営されている. エールフランスやエミレーツ航空が入居している.
ターミナル3は2008年完成. チェックインカウンター前と搭乗口前の2回手荷物検査がある. ターミナル1と異なり、手荷物検査前までは誰でも無料で入館できる. 免税店や飲食店は出国審査場と同一階にある. ボーディングブリッジを利用する場合は渡り廊下を通って各搭乗ゲートに向かう. ラウンジは渡り廊下の手前に複数個所あるほか、渡り廊下の先にも小さい免税店や飲食店がある. バス案内の場合は階下の搭乗口となる. エジプト航空を利用する場合は、機内でのアルコール飲料の提供が無いが、ターミナル内の売店ではビール、ワイン等が販売されており、機内への持ち込み及び飲酒が可能である.
パスポートの提示は、ターミナル1は、入館またはチェックインカウンター入場の手荷物検査時、チェックイン時、出国審査時、搭乗口前手荷物検査時、搭乗前の計5回、ターミナル3はこれに搭乗口前を加えて計6回求められる. 到着時は、ターミナル1は入国審査時、手荷物引取り時の計2回、ターミナル3はこれに手荷物引取り場入場時を加えて計3回求められる.
ターミナルからは、共に公共交通機関を使って直接空港外に出る手段は無い. 公共バスを利用するためには、両ターミナルの中間点に位置するバスターミナルを経由するターミナル間無料バスを利用し、バスターミナルで乗り換える必要がある. バスターミナルからはタハリール広場、国鉄ラムセス駅前の他に、メトロ1号線方面等複数の公共バス路線があるが、路線図や時刻表等は一切無い. かつては西側の空港敷地出口の近くからラムセス駅行きの路面電車であるヘリオポリストラムを利用することも可能であったが、この路線は廃止された. 運行されていた当時であっても交通混雑により時間が掛かり、ダイヤも不定であったため、空港利用者が乗車していることは皆無だった.
将来的には空港北東部にあるリングロードとイスマイリア砂漠道路の交差地点方面からメトロ3号線が乗り入れる計画である.
南側の滑走路を建設した際にリングロードが干渉することから、リングロードを滑走路外に迂回させた. リングロードからは廃止された旧道跡をわずかに確認することができる.
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