アトス山 (Mount Athos)
アトス山(Όρος Άθως / Oros Athos)は、ギリシャ北東部・エーゲ海に突き出したアトス半島の先端にそびえる標高2,033mの山. その周辺は正教会の聖地となっており、「聖山」(、)の名でも呼ばれる. アトス山周辺には現在20もの修道院が所在し、東方正教の一大中心地である. 「アトス山」の名は、聖地となっている半島の全域や、修道士たちの共同体についても用いられることがある.
ギリシャ共和国の領内ではあるが「聖山の修道院による自治国家」として大幅な自治が認められており、いわば「独立宗教国」ともいえる存在となっている. 1988年にはユネスコによって世界遺産に登録された.
ギリシャ共和国の領内ではあるが「聖山の修道院による自治国家」として大幅な自治が認められており、いわば「独立宗教国」ともいえる存在となっている. 1988年にはユネスコによって世界遺産に登録された.
地図 - アトス山 (Mount Athos)
国 - ギリシャ
ギリシャの国旗 |
ギリシャの地理はヨーロッパの南東端にあり、アジアおよびアフリカとの交差点にある. バルカン半島南端に位置し、国境は北西にアルバニア、北に北マケドニア共和国とブルガリア、北東にトルコと接する. 同国は9つの地理的地域からなり、マケドニア、中央ギリシャ、ペロポネソス半島、テッサリア、イピロス、ドデカネス諸島およびキクラデス諸島を含むエーゲ海諸島、西トラキア、クレタ島、イオニア諸島がこれに該当する. 本土の東にはエーゲ海、西にはイオニア海、南には地中海がそれぞれ位置する. 同国の多数の島嶼のうち227島には居住者がおり、海岸線は全長1万3,676キロで地中海盆地最長かつ世界第11位である. 国土の80%は山岳地帯であり、オリンポス山は2,917メートルで同国最高峰である.
通貨 / 言語
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