ヨルバ語

ヨルバ語
ヨルバ語(ヨルバご、èdè Yorùbá、)はニジェール・コンゴ語族に属する言語である. 話者は西アフリカのナイジェリア、ベナン、トーゴに居住するヨルバ人の人々である. 話者数は約2000万人である. 言語学的分類としてイツェキリ語(Itsekiri)とは近い関係にある.

『広辞苑』第四版(1991年)の「ヨルバ」の項や『小学館ランダムハウス英和大辞典』第二版(1994年)の"Yoruba"の項においてはヨルバ語がニジェール・コルドファン語族あるいはニジェール・コンゴ語族のに属するという旨が記されている. 現に『言語学大辞典』においてもニジェール・コンゴ語族、クワ語派、東クワ諸語(Eastern Kwa languages)のオグン語群(Ogun)ヨルボイド小語群(Yoruboid)に属するとしている. しかし、ニジェール・コンゴ語族の分類はまだ問題が大きく、より新しい分類であるEthnologue第18版やGlottolog 4.0ではヨルバ語をクワ語派から除き、バントゥー諸語などを含むの下のデフォイド諸語(Defoid)にヨルボイド諸語を所属させている. ほかにの独立した分枝としてベヌエ・コンゴ諸語と並んでを立て、ヨルバ語やイボ語をそこに所属させる説もある.

  • ナイジェリア
    ナイジェリア連邦共和国(ナイジェリアれんぽうきょうわこく、Federal Republic of Nigeria)、通称ナイジェリアは、アフリカ大陸西南部に位置する連邦制共和国. 首都はアブジャ. 西にベナン、北をニジェール、北東がチャド、東はカメルーンとそれぞれ国境を接し、南はギニア湾に面し大西洋に通ずる.

    ナイジェリアは西アフリカに存在する国家である. 人口は2022年現在で2億1,140万人 で世界第7位であり、アフリカ州最大の規模でもある. さらに民主的な世俗国家であることが憲法上で規定されている. イギリス連邦加盟国の1国でもある. 行政区分は、36の州および首都アブジャ市を擁する連邦首都地区からなる.