サンマリノ共和国( -きょうわこく、伊:Repubblica di San Marino(レプーッブリカ・ディ・サンマリーノ)、通称サンマリノは、イタリア半島の中東部に位置する共和制をとる国家である。首都はサンマリノ市。周囲は全てイタリアで、国土面積は十和田湖とほぼ同じで、世界で5番目に小さなミニ国家である。また、現存する世界最古の共和国として知られる。
サンマリノの正式名称はイタリア語でSerenissima Repubblica di San Marino(セレニッスィマ・レプーッブリカ・ディ・サンマリーノ)。通称San Marino(サンマリーノ)。英語表記はMost Serene Republic of San Marino(モウスト・セリーン・リパブリック・オヴ・サンマリーノ)。「Serenissima」とは「最も清らかな」の意だが、外国語における公式国名の表記では殆どの場合これを訳さず単に「サンマリノ共和国(Repubblica di San Marino、Republic of San Marino)」とし、日本の外務省もこれに倣っている。漢字表記は聖馬連奴(聖が意訳、馬連奴が音訳)。
4世紀初め、マリーノという名の石工がローマ皇帝によるキリスト教迫害を逃れ、この地に潜伏してキリスト教徒の共同体をつくったという伝説にちなんで、「聖(サン)マリーノ」が国名となっている 。
1797年に制定された国旗は、白色が純粋さ、青色が空とアドリア海を表現している 。紋章(国章)の中央にはティターノ山の3つの峰に建つ塔が描かれ、"LIBERTAS"(「自由」)の文字が書かれている 。
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通貨 |
シンボル |
有効数字 |
EUR |
ユーロ
(Euro) |
€ |
2 |
ISO |
言語 |
IT |
イタリア語
(Italian language) |