ヴォクリューズ県 (Vaucluse)
ヴォクリューズとは、プロヴァンサル語のla Vau-cluso(ラテン語でVallis Clausa、「閉ざされた谷」を意味する )をフランス語化したもので、その谷からヴォクリューズの水源(fr)が湧き出している.
県の制定以来、ヴォクリューズ県全体評議会で用いられる綴りはdépartement de Vaucluseである. しかし、国家地名委員会が定めた綴りは、国家地理情報委員会(fr)によれば、département du Vaucluseである.
実際、県名は同名の村、ヴォクリューズにちなんで名づけられている. ヴォクリューズは1945年から現在まで正式名称をフォンテーヌ・ド・ヴォクリューズとしている. 村は絵のように美しいヴォクリューズの谷にちなんで改名された.
名称はこうして、元の歴史的な面積と符合しない自然的要素(山、川など)からもたらされた. 県の名前は、フランスにヴネサンと教皇領アヴィニョン、アプトとソー伯領がフランスに併合されてから名づけられた. 国会は、1790年8月と11月の2度にわたって上記の領土併合を拒否していた. 2つの教皇領の愛国者たちは代表を選出し、ベダリドにあるサン・ローラン教会前に1791年8月に集まった. 彼らの大多数はフランス併合を支持した. 15万2919票のうちフランス併合賛成は10万1046票だったのである. この出来事は、「自己決定の権利」を最初に表明したものだとみなされている. 既成事実を掲示して、9月14日、憲法制定国民議会はアヴィニョンとヴネサンはいまや「フランス帝国の一部」だと宣言した.
1793年6月25日、ヴォクリューズ県が新設された. これらの背景については「フランス革命」も参照.
地図 - ヴォクリューズ県 (Vaucluse)
地図
国 - フランス
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フランス本土は、北は北海、イギリス海峡、大西洋(ビスケー湾)に、南は地中海に面する. 陸上では、東はベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、スイス、イタリアと、西ではピレネー山脈でスペイン及びアンドラと国境を接するほか、地中海沿岸にミニ国家のモナコがある.
通貨 / 言語
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