ローマ (Rome)
イタリアの首都で政治、経済、文化、宗教の中心地である. 当市に囲まれるようにローマ教皇の居住するバチカン市国があり、そこは全世界のカトリック教徒にとっての中心地で、現在は外国であるが歴史・宗教・文化的にはローマ市地域と密接な関わりがある. そして昔のローマの大国さを表した「ローマは一日にして成らず」という諺もある. また、領土を持たないマルタ騎士団の本部、マルタ宮殿がコンドッティ通り68にあり、治外法権が認められている.
2019年現在の人口は約286万人で、イタリアで最も人口が多い都市である. 2010年の都市的地域の人口では271万人であり、世界128位である. かつてのローマ帝国の首都であったため西洋文明圏を代表する都市のひとつであり、カトリック教会の中枢であり、そしてまたその美しさから『永遠の都』と称される.
2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス、人材、文化、政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第32位の都市と評価されており、イタリアの都市では第1位であった.
観光都市としての側面もあり、2012年には7,800,000人の観光客が訪れた. 後述の「観光」、「聖地として」も参照.
地図 - ローマ (Rome)
国 - イタリア
イタリアの国旗 |
イタリアはヨーロッパにおける古代文化の発祥地の一つとして知られ、同時に世界的な文化大国の一国に数えられている. 文化・学問・宗教で歴史的に影響力を発揮しており、バチカン市国を首都ローマの領域内に事実上保護し、レオナルド・ダ・ヴィンチやガリレオ、ミケランジェロ、コロンブス、マキャヴェリといった偉人たちの故国でもある. かつてのローマ帝国の中枢となる地域であり、またルネサンスやリソルジメントなどの幾つかの世界史的事象の主要な舞台となった.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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