ペルミ地方 (Perm Krai)
首都はペルミ. 地方内の下位行政区画としてコミ・ペルミャク管区が置かれている.
かつてはこの地域にペルミ州が置かれており、現在のコミ・ペルミャク管区はコミ・ペルミャク自治管区として、ペルミ州に属しながら別個の連邦構成主体だった. 2005年12月1日に、ペルミ州とコミ・ペルミャク自治管区が合併してペルミ地方が発足した.
合併は、2004年ペルミ州とコミ・ペルミャク自治管区で行われた住民投票の結果による. 新たなペルミ地方の首府はペルミ市に置かれた. 2002年現在、ペルミ州、コミ・ペルミャク自治管区を合わせた人口は281万9421人、総面積は16万600平方キロメートル. 人口密度は1平方キロメートル当たり17.6人である.
2006年から2008年まで合併に伴う移行期間とされ、旧コミ・ペルミャク自治管区は、ペルミ地方の中で予算を別個に組むなど自主的な地位と権限を維持することが認められている. 他方、移行期間中は、旧コミ・ペルミャク自治管区分にロシア連邦政府から補助金が支給されているが、その後は削減されるため、今後、ペルミ地方の経済は不確定要素が散見される.