バトナ (Batna)
大通りを中心に計画的に建設された市街地が広がり、町の東には軍事基地が置かれている.
アトラス山脈とサハラ砂漠を結ぶカンタラ街道の防衛のためと周辺の山地の警備のため、1844年にフランスによって設置された軍事基地がバトナの起源である. 1848年に基地はラスル・アイウーン山の東に移転し、翌1849年にバトナと改称された.
2007年9月6日にバトナでアルカーイダによる大規模な自爆テロが起きる. 3日間にわたってアルジェリア東部を視察していた当時のアルジェリア大統領アブデルアジズ・ブーテフリカが最後の日にバトナを訪れる機会を狙い 、大統領一行の見物に集まった群衆の中で自爆テロは決行された. テロはブーテフリカが町に到着する直前に行われ、15人から20人の死者 、107人の負傷者 が出た. 国際連合安全保障理事会は、このアルカーイダによるテロ行為を強く非難した.
地図 - バトナ (Batna)
地図
国 - アルジェリア
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アフリカ世界と地中海世界とアラブ世界の一員であり、アフリカ連合とアラブ連盟と地中海連合とアラブ・マグレブ連合に加盟している.