ナガ (Naga)
ビコル地方の他の都市に比較して面積こそ小さいが、ナガ市は経済、金融、貿易、観光、技術、教育、宗教、産業、文化におけるビコル、および南カマリネス州の中心都市である. 多くの国際企業の本部がおかれ、ホテルや集合住宅も集中している. ルソン島南部の文化的な中心地でもあるため、大きなコンベンションセンターで大会が開かれ、食べ物や祭り、詩など文化が根付いている. 市内にはと呼ばれる大きな競技場がある. 市民は「Nagueños」と呼ばれる. ナガ市は急速に拡大する「」大都市圏の中心で、14の自治体とナガ市がメトロ・ナガ開発委員会(MNDC)に属している. メトロ・ナガはカマリネス・スル州の第2地区全体を含み、第1、第3、第4地区にもまたがっている.
ナガはビコル地方のタイガー・エコノミー を支えている. そのためビコルのクイーンシティと呼ばれている. ビコル半島の中心にあり、ナガ川とビコル川の合流点にあり、四方を豊かな農地や森林や漁場に囲まれたナガは、理想的な交易中心地であり農産物の集散地でもあった. また教会や政府、学校がここに置かれたのも必然的といえる.
またアジアのマリアン・ピルグリムにとっても重要な都市であり、ピルグリム・シティとも呼ばれている. ナガはの中心がおかれたことで、地域の宗教的中心となった. 、レガスピ、、マスバテ、ソルソゴンやなどのカセレス大司教管区の支配権はビコル属司教に委ねられていた . さらにナガは守護聖人であるペニャフランシア像が常に鎮座しているためまわりの町から崇拝されていた. 右の画像は国内で最も有名な聖像である.
ナガはニック・ホアキンが創設した7つの太陽が光り輝く黄金の都市の1つに指定されている.
近くのセブにあると区別するため、「Naga City per se」と呼ばれることがある.
ナガはルソン島南東部にある南カマリネス州にあり、背後にビコル地方のを中心を擁する. 首都マニラからは南東へ377km、中部の中心セブ市からは北東へ380kmの距離にある. ナガはビコル半島の中心にあり、周囲を豊かな森林や漁場、それに農地で囲まれている. 市の面積は8,448ha(20,880エーカー)で歴史的に重要な、蛇行したナガ川に囲まれ、ナガ川とビコル川の合流点にあり、理想的な交易中心地であり農産物の集散地でもあった. また教会や政府、学校がここに置かれたのも必然的といえる. 市域内にあるイサログ山(Mount Isarog)は、第五地域の中のイサログ山自然公園の中心として知られている.