ドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡 (Dubrovačko-Neretvanska Županija)
クロアチアの領海は主要部から連続しているものの、ボスニア・ヘルツェゴビナのネウム市によって郡の大部分はクロアチアの領土の主要部から切り離され陸上では飛び地となっていた. しかし、 2022年7月26日にボスニア領のネウム市を回避してクロアチア主要部の南端と、飛び地側のペリェシャツ半島とを結ぶ橋()が開通し、両地域は陸続きとなった.
ドゥブロヴニクとクロアチア主要部とをネウム市を経由して結ぶ道路は片側1車線である. ドゥブロヴニクとクロアチア主要部とを結ぶバスの多くはネウム市にも停車するため、利用者はクロアチアよりも税金の安いボスニア・ヘルツェゴビナで、より安価にたばこや酒を買うことができる.
ムリェト島の北西部は国立公園となっており、またプロチェ北部のバチナ湖群も国立公園となっている. 郡の南端部は、領有権問題のあるプレヴラカ半島 (Prevlaka) を含む.
* 面積:1,782 km²
* 人口:2001年の国勢調査によれば、ドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の人口は122,870人である. クロアチア人はそのうちの93.29%を占め、絶対多数を形成している.