ツェティニェ (Cetinje)
ツェティニェはモンテネグロの南の沿岸部の一角を占める基礎自治体であり、自治体全体での人口は、2003年で1万8千人程度. 街は石灰岩の山に囲まれたカルストの内側に置かれている. 街を取り囲む山のうちの一つはロヴチェン山(Mt. Lovćen)であり、「黒い山」とよばれる同国の国名の由来となっている.
ツェティニェは15世紀に建設されて以来の、多くの歴史的遺産が残っている. 街はモンテネグロの歴史的首都として同国文化の中心であり、またセルビア文化、正教会にも大きな影響を与えてきた. それは、オスマン帝国によってバルカン半島の大半が支配されている時代でもモンテネグロが独立を保ち続けていたことと大きく関係している.
地図 - ツェティニェ (Cetinje)
地図
国 - モンテネグロ
モンテネグロの国旗 |
同国は、21世紀に独立を果たした国家の一つに数えられている. 前身はユーゴスラビア紛争によるユーゴスラビア社会主義連邦共和国の解体によって成立したユーゴスラビア連邦共和国(1992年-2003年)およびセルビア・モンテネグロ(2003年-2006年)を構成する2つの共和国のうちのひとつ、モンテネグロ共和国であった.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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EUR | ユーロ (Euro) | € | 2 |