リビアの国旗

リビアの国旗
リビアの国旗は、上から赤・黒・緑を横三色に配し、中央に白い三日月と星があしらわれた旗. 赤は剣と力を、黒はイスラムの闘争を、緑はイスラム教の聖なる色で高潔を、それぞれ象徴する. 中央の黒地に白い三日月と星の部分は、1840年に創設されたイスラム教神秘主義のサヌーシー教団を率いたサヌーシー家の旗が基になっている.

かつて1951年から1969年まで王政期時代に国旗として使用されていたものを、2011年に復活させたものである.

2011年2月27日、リビアにおける内戦のさなか、反政府勢力によるリビア国民評議会がリビア唯一の代表政府であることを宣言し、ベンガジを中心とした暫定政権が発足. 「リビア共和国」の国旗として、王政時代の国旗を復活させると発表した.

国民評議会をリビアの正統な政権として認める国が増えるにつれ、この旗も国旗としての認識が広まった. 赤、黒、緑、白の配色はそれぞれ力、イスラムの戦い、緑地へのあこがれ、国民の行為を表している.

リビア内戦は一進一退の戦いが続いたが、8月下旬に首都トリポリを暫定政権が制圧しカダフィ政権(大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)は事実上崩壊した. 駐日リビア大使館は同年8月22日より国民評議会の国旗を掲げた. 理由について大使館関係者は「(カダフィ政権が)終わりつつあると判断したので、国旗を付け替えた」や「(旗を替える)適切な時であると判断した」と述べている. 9月16日、国際連合が国民評議会の代表権を承認し、19日付けで国連本部前に国民評議会の国旗が掲げられた. 見方にもよるが国民評議会の新国旗制定からカダフィ政権が事実上崩壊するまでの約半年間、リビアには国旗とされるものが2つ同時に存在したともいえる.

国旗
リビアの国旗
国 - リビア

Warning: getimagesize(/Image/Map/MP2215636.gif): failed to open stream: No such file or directory in /home/mapnlee7/public_html/MAPNALL/article.php on line 532
リビア国(دولة ليبيا, Dawlat Lībyā、State of Libya)、通称リビア(リービヤー、ليبيا, Lībiyā、Libya)は、北アフリカに位置する共和制国家. 東にエジプト、南東にスーダン、南にチャドとニジェール、西にアルジェリア、北西にチュニジアと国境を接し、北は地中海に面し、海を隔てて旧宗主国のイタリアが存在する. 首都はトリポリである.

アフリカ世界と地中海世界とアラブ世界の一員であり、アフリカ連合とアラブ連盟に加盟している. アラブ・マグレブ連合にも加盟しており、広義のマグリブ諸国に含まれる. 主要な宗教はイスラム教(スンナ派)で 、イスラム圏の一部である.
Neighbourhood - 国
  •  アラブ連合共和国 
  •  アルジェリア 
  •  スーダン 
  •  チャド 
  •  チュニジア 
  •  ニジェール