ズールー語

ズールー語
ズールー語(ズールーご、Zulu、isiZuluとも)は、南アフリカ共和国のズールー族の95%、約900万人によって話される言語である. アパルトヘイトが終了した1994年には、南アフリカ共和国の11の公用語の一つと制定された.

ズールー語はバントゥー諸語の南東グループ(Nguni)に属する. ングニ語群には、ズールー語、コサ語、スワティ語、(北)ンデベレ語が含まれており、いずれも相互の意思疎通は比較的容易である.

クワズール・ナタール州およびハウテン州で広範に話され、レソト、エスワティニ、ジンバブエにも話者がいる. ジンバブエ南部で話されているズールー語は、一般に(北)ンデベレ語と呼ばれている. マラウイやタンザニア南部で話されるンゴニ語(ンゴニ族の言語)とも近隣関係にあると考えられているが、これは19世紀からのズールー族の移民とも関係が深い.

  • レソト
    レソト王国(レソトおうこく、ソト語: Mmuso wa Lesotho 、Kingdom of Lesotho )、通称レソトは、アフリカ南部に位置する立憲君主制国家. イギリス連邦加盟国のひとつ. 周囲を南アフリカ共和国に囲まれた世界最南の内陸国で、首都はマセルである. 1966年にイギリスから独立した. 非同盟中立を宣言している.

    「レソト」とは、「ソト語を話す人々」という意味である. イギリス保護領時代はバストランド保護領と呼ばれていたが、独立と同時にレソトへと改称した.
  • 南アフリカ共和国
    南アフリカ共和国(みなみアフリカきょうわこく、, Republiek van Suid-Afrika)、通称南アフリカは、アフリカ大陸最南部に位置する共和制国家.

    北東でエスワティニ、モザンビーク、北でジンバブエ、ボツワナ、西でナミビアと国境を接し、内陸国レソトを四方から囲んでいる. 北を除く三方は海で、アフリカ大陸最南端アガラス岬を境に東がインド洋、西が大西洋で、南インド洋のプリンス・エドワード諸島を領有する.