ゲール語

ゲール語
ゲール語(ゲールご、)は、インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する言語である. 古くはゴイデル語 (Goidelic) ともいった. 古アイルランド語でゲール語の話者(ゲール族、ゴイデル人)を指す Goidel に由来する. アイルランド語では Gaeilge、 スコットランド・ゲール語では Gàidhlig、マン島語では Gaelg という.

本来はアイルランドで話されているアイルランド語を指していたが、後に移民のいたスコットランドのゲール語(スコットランド・ゲール語)やマン島のゲール語(マン島語)も含まれるようになった. 英語の Gaelic はとくにスコットランド・ゲール語を指す. 日本で「ゲール語」として紹介されているものは、ほとんどがアイルランドのゲール語である.

今日では、上記の3地域で話されているゲール語が残っているが、いずれも英語に取って代わられつつある. ゲール語話者は年々減少しており、スコットランド・ゲール語話者は現在約6万人足らずである. またその分布はスコットランド北西部の高地地方や島嶼部に主に限られている.

  • イギリス
    グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(グレートブリテンおよびきたアイルランドれんごうおうこく、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)、通称イギリスは、ヨーロッパ大陸北西岸に位置し、グレートブリテン島、アイルランド島北東部その他多くの島々からなる立憲君主制国家である. 首都はロンドン. 英語圏では(ユナイテッド・キングダム)、頭文字を取って(ユーケー)と略称される. 日本語における通称の一例として英国(えいこく)がある(「国名」を参照).

    イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという歴史的経緯に基づく4つのカントリー(「国」)が、同君連合型の単一主権国家を形成している. また、2020年1月31日まで欧州連合(略称:EU)に属していたが離脱した (ブレグジットを参照). イギリスは国際連合安全保障理事会常任理事国であり、G7・G20に参加する先進国である. また、経済協力開発機構、北大西洋条約機構、欧州評議会の原加盟国である.