シンハラ語

シンハラ語
シンハラ語(シンハラご、シンハラ文字: සිංහල、Sinhala または Sinhalese)とは、スリランカで話されているシンハラ人の言葉. インドヨーロッパ語族インド・イラン語派インド語派に属する. シンハラ語とタミル語はスリランカの公用語である.

シンハラ (Sinhala) という語は、この言語を指すサンスクリットの単語であり、ウィジャヤ王の「シンハラ国」建国後、シンハラ国の外部(サンスクリットを話す人々)からは彼らの言語を「シンハラ語」と呼んだことに由来する. サンスクリットから派生した中期インド語では Sīhala である. シンハラ語自身では古くは Elu (en)、Hela、Helu と称した. サンスクリットと中期インド語での呼び名では、語頭にライオンを表す語 (simba、sīha) がついている.

  • スリランカ
    スリランカ民主社会主義共和国(スリランカみんしゅしゃかいしゅぎきょうわこく)、通称スリランカは、南アジアのインド亜大陸の南東にポーク海峡を隔てて位置する共和制国家. 旧国称はセイロンで、現在もこの国が占める主たる島をセイロン島と呼ぶ. 最大都市はコロンボで、首都はコロンボ郊外に位置するスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ. 人口は約2,167万人(2018年)である.

    1948年2月4日にイギリスから自治領(英連邦王国)のセイロンとして独立. 1972年にはスリランカ共和国に改称し、英連邦内の共和国となり、1978年から現在の国名となった.