ポーランド
ポーランド共和国(ポーランドきょうわこく、Rzeczpospolita Polska)、通称ポーランドは、国連の区分では東欧、米CIAの区分では中央ヨーロッパに位置する共和制国家。欧州連合 (EU)、北大西洋条約機構 (NATO) の加盟国。通貨はズウォティ。首都はワルシャワ。
10世紀に国家として認知され、16世紀から17世紀にかけヨーロッパで広大な国の1つであったポーランド・リトアニア共和国を形成。18世紀、4度にわたり国土が隣国によって分割され消滅。
リトアニア・ソビエト社会主義共和国
リトアニア・ソビエト社会主義共和国(リトアニア・ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこく、Lietuvos Tarybų Socialistinė Respublika、Литовская Советская Социалистическая Республика)とは、1918年から翌年にかけてリトアニアに短期間存在した暫定国家である。1918年12月8日に率いる暫定革命政府によって独立が宣言され、1919年2月27日に白ロシア・ソビエト社会主義共和国と合併しリトアニア=白ロシア・ソビエト社会主義共和国(リトベル共和国)を形成したことで消滅した。
1918年11月11日、ドイツ帝国の敗北により第一次世界大戦は終結し、ドイツ軍はから撤退を始めた。2日後の11月13日、ボリシェヴィキ政府(ソ連の前身)はリトアニアの独立を保障していたブレスト=リトフスク条約を破棄 。赤軍はプロレタリアによる世界革命を達成するために諸民族の独立運動をソビエトのものに取って換えることを目論み、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ウクライナなどの西方へ侵攻を開始した 。その軍は撤退するドイツ軍を追いかける形で続き、12月末までにリトアニアに達した 。
ウクライナ・ソビエト社会主義共和国
16世紀以来「ヨーロッパの穀倉」地帯として知られ、19世紀以後産業の中心地帯として大きく発展している。天然資源に恵まれ、鉄鉱石や石炭など資源立地指向の鉄鋼業を中心として重化学工業が発達している。
キエフ大公国が13世紀にモンゴル帝国に滅ぼされた後は独自の国家を持たず、諸侯はリトアニア大公国やポーランド王国に属していた。17世紀から18世紀の間にはウクライナ・コサックの国家が興亡し、その後ロシア帝国の支配下に入った。第一次世界大戦後に独立を宣言するも、ロシア内戦を赤軍が制したことで、ソビエト連邦内の構成国となった。1991年ソ連崩壊に伴い独立した。