コソボ共和国(コソボきょうわこく、Republika e Kosovës)は、バルカン半島中部の内陸部に位置する国家。北東をセルビア、南東をマケドニア共和国、南西をアルバニア、北西をモンテネグロに囲まれている。
面積は1万908平方キロメートル(日本の岐阜県に相当)。国民の9割以上はアルバニア人で、他にセルビア人などが暮らす。人口は約180万人で、その3分の1は首都プリシュティナに集まっていると推定されている 。
かつてはユーゴスラビアのセルビアに属する自治州の一つで、2008年2月17日にコソボ議会が独立を宣言した。2015年8月中旬の時点で独立を承認しているのは、国連加盟193ヶ国のうち日本を含む110ヶ国と、中華民国(台湾)およびマルタ騎士団。2018年2月時点では総計116カ国 。独立を承認していない国では、セルビア領土の一部(コソボ・メトヒヤ自治州)とみなされている。