カリアク島・プティトマルティニーク島 (Carriacou and Petite Martinique)
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別名は南部グレナディーン諸島(Southern Grenadine Islands)で 、同諸島をセントビンセント・グレナディーンと南北に分割していることに由来する. カリアク島は先住民カリブ族言葉のKayryouacouが由来で珊瑚礁の土地を意味し、プティトマルティニーク島はマルティニーク島から来たフランス人漁師がプティ(小さな)マルティニークと名付けた事による.
500年から1000年頃にはアラワク族やカリブ族など先住民が居たとされている. 1656年グアドループからフランス人宣教師ジャン・バティステ・デュ・テルトルがカリアク島に訪問し、フランス人の漁師により、入植. 1720年海賊のバーソロミュー・ロバーツが島付近でフランス船を襲うようになる. 1756年正式にイギリスの植民地となる. プティトマルティニーク島は1700年代、マルティニーク島から来たフランス人漁師ピエールにより初入植. 1791年にセントビンセントとグレナダとのグレナディーン諸島の分割がされ、カリアク島とプティトマルティニーク島はイギリス領グレナダの一部の領土となる. 1974年にグレナダが独立. カリアク島とプティト・マルティニーク島は共にカリアク島・プティトマルティニーク島としてグレナダに属する独自の地方行政区分となる.
地図 - カリアク島・プティトマルティニーク島 (Carriacou and Petite Martinique)
地図
国 - グレナダ
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グレナダの国旗 |
英連邦王国のひとつであり、イギリス連邦加盟国. 島国であり、海を隔てて北にセントビンセントおよびグレナディーン諸島、北東にバルバドス、南にトリニダード・トバゴとベネズエラがある.