ギュイヤンヌ(Guyane)は、南アメリカ北東部に位置するフランスの海外県ならびに海外地域圏(レジオン)。ただし、ギュイヤンヌ(ギアナ)地方との混同を避けるためギュイヤンヌ・フランセーズ(Guyane française)、また日本では英語名French Guianaを直訳した仏領ギアナ(ふつりょうギアナ)で知られる。
1604年に、フランス王アンリ4世の命を受けたラ・ラヴァルディエールがギアナに港を建設し、アマゾンの調査を行った。その後、ギアナに少しずつフランスから入植者が入るようになり、1638年にカイエンヌの町を設立し、1664年から本格的な定住が始まった。1667年のブレダ条約により、ギアナをオランダ、イギリスと分割。その後も入植は続いたが、風土病で多くの死者を出した。
黄金]]を求めてやって来たため、ギアナの人口は急増した。1946年3月19日に、フランスでの行政上の区分は、植民地から海外県に変更された。
1964年、フランス大統領シャルル・ド・ゴールがギアナ宇宙センターを建設し、以降アリアン4やアリアン5などの打ち上げに成功している。