地図 - トゥウェイフルフォンテーン (Twyfelfontein)

トゥウェイフルフォンテーン (Twyfelfontein)
トゥウェイフルフォンテーン(ナマ語: )は、ナミビアのクネネ州に残る2000点以上の岩石線画群からなる遺跡である. 2007年にナミビアでは初となるユネスコの世界遺産に登録された(ID1255).

トゥウェイフルフォンテーンの線画群は西暦1000年までの2000年ほどの間に作り上げられたものである. そこに描かれているのはサイ、ゾウ、ダチョウ、キリンなどで、人や動物の足跡も刻まれている. こうした線画は、この地方で狩猟採集生活を営んでいた人々が、宗教上の儀礼の一環として描いたものと考えられている. 中には、有名なライオンマンのように人が動物に変身するさまを描いたものもある.

考古学者たちは、トゥウェイフルフォンテーンの2つの場所で、石の加工品、ペンダント、ビーズなどを含む遺物を発掘している. また、一帯には6箇所のロック・シェルターがあり、赤いオーカーで描いた彩色画も見つかっている.

西暦1000年ごろに線刻画が途絶えてしまったのは、その頃にはこの地に牧畜民が移り住むようになったためと考えられている.

 
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国 - ナミビア
ナミビアの国旗
ナミビア共和国(ナミビアきょうわこく、Republic of Namibia)、通称ナミビアは、アフリカ南西部に位置する共和制国家である. 北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカ共和国と国境を接し、西は大西洋に面する. なお、地図を一見すると接しているように見えるジンバブエとはザンビア、ボツワナを挟んで150メートルほど離れている. 首都はウィントフック. イギリス連邦加盟国のひとつである.

当初ドイツ(一部イギリス)が植民地とし、植民地時代の名称は南西アフリカ. 第一次世界大戦以後は南アフリカ連邦の委任統治下に置かれていたが、第二次世界大戦後の国際連盟解散を機に南アフリカが国際法上違法な併合を行った. 南アフリカの統治時代には同様の人種隔離政策(アパルトヘイト)が行われ、バントゥースタン(ホームランド)が置かれた. その後、1966年にナミビア独立戦争が始まり、1990年に独立を達成した.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
NAD ナミビア・ドル (Namibian dollar) $ 2
ZAR ランド (South African rand) Rs 2
ISO 言語
AF アフリカーンス語 (Afrikaans language)
DE ドイツ語 (German language)
HZ ヘレロ語 (Herero language)
EN 英語 (English language)
Neighbourhood - 国  
  •  アンゴラ 
  •  ザンビア 
  •  ボツワナ 
  •  南アフリカ共和国