ジョージア (Georgia)
ジョージアの国旗 |
サカルトヴェロ民主共和国が1921年にソビエト連邦に占領され、ソビエト連邦構成共和国のグルジア社会主義共和国(正称:サカルトベロ・ソビエト社会主義共和国)とされたが、ソビエト連邦の崩壊に伴い1991年4月に共和国として独立を回復した.
2008年、ロシア連邦が軍事侵攻し、ジョージア北部の南オセチアとアブハジアの「独立」を一方的に承認. 日本は、侵攻を受けてロシアと国交断絶したジョージアの要請を受け、2015年4月までの国名呼称グルジア(Грузия, Gruziya)からジョージアへ変更した.
ジョージアはコーカサス山脈の南麓、黒海の東岸にあたる. 古来から数多くの民族が行き交う交通の要衝であり、幾度もの他民族支配にさらされる地にありながらキリスト教信仰をはじめとする伝統文化を守り通してきた. 一方で、温暖な気候を利用したワイン(グルジアワイン)生産の盛んな国としても知られている.
ジョージアは、かつてソ連の構成国の一つであったが、1991年に独立を果たした. 南オセチアとアブハジアの2地域が事実上の独立状態となっており、ロシアなど一部の国から国家承認を受けている. 中央部のゴリは、旧ソビエト連邦の独裁者ヨシフ・スターリンの出身地でもある.
一方でロシア帝国とその後に成立したソ連の支配が長く続いたことから、独立後は様々な方面でロシアとの対立路線を取ることが多い. 1997年にはウクライナの呼びかけに応じてアゼルバイジャンやモルドバとともにGUAMを結成し、2005年にはウクライナと共に(CDC)を発足して加盟、2009年には独立国家共同体(CIS)を脱退した.
1999年から欧州評議会のメンバーである.
なお、本項目では2015年4月以前の国家名称については「グルジア」、それ以後については「ジョージア」と表記する. また「グルジア語」「グルジア紛争(南オセチア紛争)」など、既に完全に定着したものについては「グルジア」を使用することとする.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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GEL | ラリ (Georgian lari) | ₾ | 2 |